少し前に、ドル覇権の終わりについて記事を書かせて頂きましたが
参照:Vol.0236:ドル覇権は終わるのか?その日は遠くないかもしれない!
その記事に関係するニュースが下記になります。
今年、ロシアは対中国・インド貿易で
ドル建て取引を減らし、全体の中で半分くらい(ドル取引が)までになったそうです。
参照:RTQUESTION MOREより
このニュースは、日本ではほとんど報道されていないと記憶していますが
ヨーロッパではかなりインパクトのあるニュースとして報道されています。
また、ロシアは輸出取引でドル建てを減らしているだけではなく
アメリカ国債の売却も進めており、ロシアのアメリカ国債の保有額は
12年ぶりの最低水準になったとのこと。
過去の記事でも書かせて頂いたように
世界の中で、ドル離れの動きが起きてますが
それでも依然、貿易、金融においてドルが中心なのは変わりがないです。
そのため、ポートフォリオの中心はドルが中心で良いと思いますが・・・・
ただ、世界でドル離れの動きが起きていると言う事実は
頭に入れておくべきで、それをポートフォリオに反映させるべきだと考えています。
つまり、ポートフォリオの中心はドルでもいいですが
そのウェイトは、以前よりも減らし
他の通貨建てにしておく必要があると考えています。