Vol.0320:給料所得控除の改正から考える日本の未来

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

日本では2020年1月から源泉所得税の改正が行われるそうです。
 
参照:OBC360°より
 
ます給料所得控除の引き下げ

 
 
次に基礎控除の引き上げ

 
 
これにより、年収による税金は下記のように変化するとのこと。

 
 
簡単に言えば、お金持ちにもっと税金をかけていこうと
言うことなのですが
日本では年収1000万円を超えればお金持ち扱いされることが多いですが
果たして年収1000万円はお金持ちなのか?と言うことです。
年収1000万円で、税金を引かれて
手取りは700万円くらい。
月で計算したら約58万円/月です。
 
もちろん、生活に困るレベルではないですが
果たして、これを『お金持ち扱い』してどんどん税金を増税していく行為は
どうなのか?と私達は欧米の経済とも比較すると思うわけです。
しかし、世論は『私達はもっと貧しい!年収1000万円なんて程遠い』と言うわけです。
そう、この言葉に私達は日本の未来に不安を感じます。
日本はどんどん貧しくなってきており、これがもっと拡大するのではないか?と。
例えば、アメリカのシリコンバレーにあるIT企業であれば
最低年収が8万ドル以上と言うのもけして珍しくありません。
しかし、日本では年収は全然上がっていかず
年収1000万円でお金持ち扱いされ
『お金を持っているから税金をたくさん払うのは当たり前』だと言う議論。
もちろん、本当のお金持ちは
たくさん税金を払うのは正しいと思いますが
年収1000万円は本当にお金持ちなのでしょうか?
年収1000万円でお金持ちだと思えてしまうほど
日本全体が貧しくなってしまっていると私達は感じています。

累計不動産取引数432

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