Vol.0374:日本のカジノを狙うOKADA??

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

せっかくフィリピンにいるので
フィリピンの時事ネタを。
今、フィリピンには日本の会社が経営をするカジノホテルがあります。
その名もOKADA Manila

どこの会社げ経営しているのか?といいますと
株式会社ユニバーサルエンターテインメントと言う会社で
パチンコ、パチスロの製造会社です。
OKADAとは、創業者の方の名前が岡田氏ですので
そこから来ています。
日本のパチンコ・パチスロ市場が縮小する中で
おそらくですが・・・
フィリピンでのIR事業の実績で、日本のIR事業も
狙っているんだろうなぁと思っています。
ここから先は、あくまで個人的な感想ですが
弊社がビジネスをしている国では
だいたいカジノがあります。
ジョージア、セルビア、ナイジェリアなどなど。
そしてフィリピンにもカジノがあるわけですが
20年前と比べてカジノは世界中の国で見かけるようになりました。
そのためカジノのお客は、地元客がほとんどです。
フィリピンであれば、フィリピン人ばかりです。
IR事業の誘致と言うと
すぐに『外国人旅行者』と言う話になるのですが
確かに20年前であれば『どうやって外国人を呼び込むのか?』
大切だったと思いますが、ここまで世界中にカジノが出来ると
やはり『地元客』が中心になるです。
カジノがしたいお客で、自国にカジノがあるのでれば
わざわざ海外には行かないです。(カジノだけの理由で)
世界のカジノ産業は右肩上がりで成長をしており
その市場規模は2022年までに5,654億ドルに成長すると
予想されています。(2018年は4493億ドルでした)
がしかし、それはけして外国人旅行者が作り出している
数字ではありません。
『カジノがない国に新しくカジノができて、自国民がカジノに
行くようになり、それが最大の要因となって市場規模が
拡大をしている』のです。
つまり、これから先
日本でも起きることは、フィリピンのカジノと同じです。
外国人旅行者が日本のカジノの売り上げを作るわけではなく
多くの日本人達によって、売り上げができるのです。
つまり、ターゲットは1億人の日本人なわけです。

累計不動産取引数432

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