Vol.0494:1000USDでナイジェリア株は何株買えるのか?

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

最後のフロンティア市場ナイジェリア

現在、弊社でご紹介中のナイジェリアの証券口座。
参照:ナイジェリアの証券口座
ナイジェリアは成長がもっとも期待できる
『最後のフロンティア市場』とも呼ばれていますが
多くの投資家が注目をしているのが『人口』です。
現在のナイジェリアの人口は1.96億人。(2018年時)
これが2050年には4億人までに膨れ上がると言われています。
そして、ナイジェリア全体を見ても
圧倒的に若い層が多い。

もちろん、このことは投資をする上で
重要な要素ではあり、弊社も注目はしています。
しかし、弊社がもっとも注目している点は
『ナイジェリアの公用語が英語』だと言う所です。
これは、10年、20年先まで見れば
間違いなくナイジェリアとって、大きなメリットになるはずです。
アメリカのIT企業がなぜ強いのか?
その理由の1つは『言語』だと言われています。
(言語が全てではないですが)
アメリカで作られるサービスは『英語』で作られており
そのまま世界展開ができる状態です。
なので、Facebook社は
創業後すぐに、サービスを世界展開しています。
そして、ナイジェリアでも同じことが言えると思っています。
今後、ナイジェリア企業が世界に進出する際
『英語でのサービス』が要求されるわけですが
それはナイジェリア企業にとって、何ら問題がないことになるわけです。
世界の国々で人口が1億を超える国は
わずか14ヵ国。
・中国 ・インド ・アメリカ
・インドネシア ・パキスタン ・ブラジル
・ナイジェリア ・バングラデシュ ・ロシア
・メキシコ ・日本 ・エチオピア ・フィリピン
・エジプト
です。
そして、この14ヵ国の中で
・将来人口が2倍になり
・総人口が4億人以上になり
・公用語が英語
の3つの条件をクリアできる可能性がある
国はどれだけあるのか?
と見ると、それは『ナイジェリア』だけです。

1000USDで何株まで買える?

先進国への株式投資で、投資資金が1000USDと発言したら
多くの投資家に『それで何の株を買うの?』と笑われることでしょう。
例えば
Apple社の株は1株381.37USD(2020年7月8日現在)
Amazon社の株は1株3081.11USD(2020年7月8日現在)
Facebook社1株243.58USD(2020年7月8日現在)
です。
株式投資で分散投資は必須だと言うのは
お伝えするまでもないと思いますが
先進国の株式市場で1000USDで分散は無理な話です。
しかし、これがナイジェリアとなってくると
話が違ってきます。
試しに、1000USDでどこまで株式が買えるのか?
検証してみたいと思いますが
※ナイジェリアの株式はナイジェリアナイラで売買されていますが
分かりやすく説明するために、USDで書かさせて頂きます。
また、為替は1USD386.03ナイジェリアナイラ(2020年7月8日現在)
で計算をしています。
■ACCESS BANK(銀行)
1株0.017USD
10000株購入で170USD投資
■MTN NIGERIA COMMUNICATIONS(携帯通信会社)
1株0.3USD
1000株購入で300USD投資
■GALAXO SMITHKLINE CONSUMER PLC(製薬会社)
1株0.012USD
20000株購入で240USD投資
■CHAMS (インターネットサービス)
1株0.00062USD
195000株購入で120.9USD投資
■MEDVIEW AIRLINE(航空会社)
1株0.0042USD
40000株購入で168USD投資
全部で5社
総額で998.9USDの投資で266000株です。
ナイジェリアであれば、たった1000USDで
ここまで買えるのです。
今回は1社あたりの株数を多めにしたので
5社でしたが、1社の株数を少なくすれば
投資をできる企業はもっと増えてきます。

まとめ

ジョージア、セルビアとナイジェリアは
大きくタイプが異なります。
ジョージアやセルビアはシンガポールタイプです。
様々な税制の優遇や移民の優遇を作り
『世界のハブ』として、海外からお金と人を呼び込み
経済成長をしていく国です。
対しては、ナイジェリアは中国やインドと同じタイプです。
圧倒的な人口の多さを武器に
内需を爆発的に拡大させ、大きく国を成長させていく国です。
そのため、ジョージアやセルビアは同じタイプとして
考え投資をしていけばいいいですが
ナイジェリアはジョージアやセルビアと比較をしてはいけなく
比較すべき対象は、インドや中国です。
そして思い出して頂きたいです。
10年前、20年前のインドや中国がどうだったか?
そして、今、どうなっているのか?
最初から問題がなく完璧な国など存在しないです。
今ある問題を1つ1つ解決し、そして内需を拡大させていく。
それはどの先進国も通ってきた道です。
だからこそ、ナイジェリアも同じなのです。
今あるたくさんの問題は
10年後、20年後、経済成長に比例する形で
大きな問題ではなくなっているはずです。
そうなると言うことは、多くの先進国が証明をしています。
だからこそ今、弊社はナイジェリア投資にワクワクしています。

累計不動産取引数432

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