署名とは?
印鑑の文化がない国では
何をするにしても『署名』が求められます。
署名と言う意味を調べてみると
『本人であることや責任を明らかにするために(書類・書簡などに)
自分が氏名を記すこと。』
となっています。
そのため『署名=自分の名前』と多くの人が勘違いをしていますが
必ずしも、そうではないです。
英語圏の国では
署名は『Signature』と書かれていますが
少なくとも『Signature=自分の名前』と言う
認識ではないです。
では『Signature』と書かれている場所は
何でもいいのか?
と言うことなのですが
『何でもいいです』
自分のSignatureと言うことをどのように証明する?
極端な例を言えば
『Signature』は
『○×△』でもいいですし
何かの『絵』でもOKです。
しかし、問題は
絵や記号の『Signature』を
どうやって自分の『Signature』と証明するのか?です。
それが『パスポート』です。
世界中、どの国のパスポートも
『Signature』の欄があります。
パスポートとは?
国が発行した公的証明書であり
パスポートに記載の
『Signature』は国が認めている『Signature』と言うことになるのです。
そして、もちろん
世界中全てのパスポートの『Signature』は
名前でも記号でも絵でもOKです。
また、様々なシーンで求められる
『Signature』は、基本的には
『パスポートのSignature』と同じでなければなりません。
なぜなら、パスポートに書かれている『Signature』こそ
国が認めた正規の『Signature』となるからです。
まとめ
本来、パスポートの『Signature』は
セキュリティ上の『分かりにくいSignature』のが良いです。
例えば
田中健二さんと言う方がいて
『田中健二さんと言う名前だからSignatureも
田中健二さんかな?』と
想像できてしまうのは、セキュリティ上
よくないです。
真似されても
筆跡が違うじゃないか?と言う方もいますが
印鑑の文化がない国では
多くのシーンでSignatureを要求されるので
その都度、筆跡鑑定などしてられないです。
ゆえに、多少筆跡が違っても
『Signature』が形が合っていれば
多くの書類は通ってしまいます。
だかこそ、他人に
『Signature』が予測できてしまうのは
セキュリティ上、よくないのです。
もし、自分のパスポートの『Signature』が
自分の名前になっていると言う方は
次回の更新時に『オリジナルのSignature』にしてみては
どうでしょうか?
パスポートのSignatureは
パスポートの更新時に変えることが可能です。