日本のコロナ経済対策は不十分なのか?
コロナ禍で日本の経済対策は『不十分』とか『遅い』と
言う声をよく耳にしますが
世界的に見れば、不十分ではないです。
(十分と言うわけでもないですが)
スピードは世界的に見てもかなり遅いと思いますが。
世界に200以上の国や地域がある中で
いったいどれだけの国が企業や個人に十分な保障を出しているのか?
欧州の一部の国を除けば『十分と言えるような保障』を出している国は
ほどんどないです。
それは経済大国と言われているアメリカでさえもです。
アメリカのニューヨークには
5万軒以上のレストランやバーがありますが
すでに、5000軒以上のレストランやバーが閉店へと
追い込まれていますし、3分の2以上のレストランやバーが
金融支援を受けれず、廃業直近だとも言われています。
それでも、特に何もしないと言うのが
『自己責任論』が強いアメリカと言う国です。
(完全に何もしてないわけではないですが)
最後には政府が何とかしてくれる?
私達は世界中でビジネスをしている関係で
様々な人種や考えた方に触れる機会が多いです。
その中で、日本人と言う人種は
『政治には無関心(選挙に行かない)の割に、政府に対しての文句が多く
そして最後には政府が何とかしてくれる』と思っている人種だと思っています。
もちろん、全ての人がそうだと言うわけではないですが
このような考えを持っている人は、とても多いと感じています。
しかし、実際にはどうでしょうか?
本当に困っている時『政府は助けてくれるのでしょうか?』
観光業や飲食店、非正規労働者から
『苦しい』と言う声がある中で
政府は助けてくれたのか?と言えば
『No』です。
日本のコロナ経済対策は十分とは言えないですが
世界的見れば、不十分でもない。
そして、最後はアメリカや他の国々と同じで
『自分で何とかしてください』と言う政府だと思っています。
まとめ
これはけして、日本政府だけがひどいと言う話ではないです。
政府と言うのは、基本的にどこの国でも
『残酷な物』です。
政府と言うよりは、世の中と言うべきかもしれませんが。
そこに対して『ひどい』と言っても仕方ないのです。
政府と言うのはそんな物です。
このコロナの対応を見ても
どんどん改悪されていく年金制度を見ても
『政府に期待できない』ことは分かっているのに
それでも
『最後は政府が何とかしてくれる』と思う人々が
いけないのです。
私達は『政府に頼らなくても生きていけるような
資産基盤を自分でしっかりと作っていかなければならない』のです。