Vol.0636:急速に法整備されていくウクライナ市場

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

ウクライナとは?

ウクライナと言えば
多くの方の記憶に残っているのが
2014年に起きた『ロシアによるクリミアの併合事件』ではないでしょうか?
ウクライナの国の形は
ジョージアやアゼルバイジャン、エストニアなどと同じで
元々は『旧ソ連』の国々の1つでした。
1991年のソ連崩壊に伴いウクライナが独立してから
2014年まで、ウクライナがジョージアなどの国々と異なったのが
最終的にロシア側の国になるのか?
それとも欧州と足並みをそろえるのか?
はっきりしないまま、国家運営がされてきたことです。
そして2014年、事件が起きます。
ウクライナ政府は欧米とより密接な関係を築くと表明したのです。
これにより、ロシアは敵扱いされたことに怒り
クリミア併合で応じ、ウクライナ東部の武装勢力を支援したのです。
そして、この『ロシアによるクリミアの併合事件』による
死者は13万人以上に達したとも言われ
悲惨な事件となってしまったのです。
その後のウクライナは長く経済が低迷をし
貧困層も拡大していくことになるのですが
それがここに来て、ウクライナの状況が
少しずつではありますが、変わってきています。

法整備されていくウクライナ市場

昨年、ウクライナではカジノ法案が成立しましたが
参照:Vol.0593:ウクライナでカジノ法案が成立
今年は仮想通貨が法整備されそうです。
今、ウクライナ政府は仮想通貨の法整備を準備しており
カジノ同様、政府としては
法整備を進めることで、海外から投資マネーを呼び込もうとしています。
ウクライナの状況はけして良くないです。
貧困層の拡大。人口流失。治安の悪化。
様々なことを法整備したからと言って
すぐに海外から資本が入り、経済が立ち直ると言う物ではありませんが
このまま手を打たなければ、国家が国家として成立しなくなってしまうような
状況にあることも確かなので、政策としては面白いと思っています。

まとめ

ウクライナはどっちにも大きく振れる可能性が
ある国だと思っています。
このまま、貧困と人口流失が止まらない国になってしまうのか?
ジョージアやエストニアのように、外から人と資本を呼び込み
国を立て直すことができるのか?
どっちになるか?は正直、予測は難しいですが
それでも私達は、ウクライナに可能性は感じています。
ゆえに、ウクライナは昨年から準備は進めており
実は先日、実験で行っていた銀行口座が1つオープンしました。
(郵送のみで開設しました)
ただ、少し問題もあったので
再度、調整をしている段階なので
ご紹介はもう少し先のお話になると思いますが。

累計不動産取引数432

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