スエズ運河とは？

エジプトには重要な航路の1つとして
『スエズ運河』と言うのがあります。
先日、船が座礁してスエズ運河が
通れなくなると言う事故がありましたが
参照：nippon.comより
なぜ、あの座礁事故が世界中で大騒ぎになるのか？
と言うと、それだけ『スエズ運河』が重要な
航路の1つだと言うことです。
『スエズ運河』とは？
地中海と紅海をスエズ地峡で結び
アフリカとアジアを分断するエジプトの人工海面水路です。
1859年から1869年にかけてスエズ運河会社によって建設され
1869年11月17日に正式に開通しました。
スエズ運河は、地中海と紅海を経由して北大西洋と
北インド洋を結ぶ水路で、アフリカ大陸を回らずに
ヨーロッパとアジアを海運で連結することができます。
スエズ運河があるのは下記です。

簡単に説明すると
エジプトの北にある地中海と
エジプトの東にある紅海は
繋がっていなかったのに
そこに人口の水路を作り
地中海と紅海を繋げてしまったと言うことです。

アジアから欧州への航路が大幅短縮

『スエズ運河』がなかった時
アジアから欧州へ船を出す場合
南アフリカをぐるっと回る航路でしたが
それが、エジプトを横断できるとなると
下記のようになります。

図で見ると分かりやすいと思いますが
早くなるのが一目瞭然かと思います。

まとめ

過去のブログで
エジプトのGDPの30%が製造業だと言うのを書かせて頂きましたが
それは、この『スエズ運河』も影響しています。
エジプトは欧州にも、アジアにも
船を出しやすいのです。
すでにアフリカ第２位の市場にまで成長しましたが
今後、さらにエジプトの存在感は
大きくなっていくと思われます。
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是非、勉強会にご参加して頂ければと思います。
参照：Vol.0717:エジプトのGDPは世界第7位へ!!
参照：Vol.0718:最悪の危機を脱したからこそ、今がチャンス!!【エジプト投資】
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