イノベーションが加速していく!!
コロナワクチンが
わずか1年で市場に出てきたのは
政府の特例があったからではありますが
そもそも特例があったとしても
『ワクチンが完成をしていなければ
特例など出せない』ので
驚くべきことは『ワクチン開発のイノベーション』です。
コンピューターの進歩で
本来、数百、数千、数万の実験を繰り返し
開発されるワクチンを
コンピューター上で、事前に数百万のシミュレーションを
行い、もっとも合理的な組み合わせを決めることが
可能になりました。
これが、医療の現場だけではなく
多くの現場で活用されるようになり
本来は、5年、10年かかった
研究開発が、数ヶ月から数年と大幅に短縮されるようになり
世界中でイノベーションが加速しているのです。
本題に入る前にお知らせです。
今一押しのエジプト不動産投資のブログ記事は下記。
参照:Vol.0717:エジプトのGDPは世界第7位へ!!
参照:Vol.0718:最悪の危機を脱したからこそ、今がチャンス!!【エジプト投資】
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イノベーションの加速に国家が追いついていない
ものすごい勢いでイノベーションが加速していく
一方で、それに関係する国家の法整備が
遅れるようになってきています。
最近でいえば、まさに仮想通貨のNFTが
良い例かと思います。
NFTは
『Non-FungibleToken(ノンファンジブル・トークン)』の略称で
日本語では『代替不可能なトークン』と訳されます。
さまざまなことがデジタル化する中で
具体的な解決策がなく問題になっていたのが
『著作権の問題』です。
漫画、音楽など
デジタル化する中で、ネット上でなくならないのが
作品の違法コーピーです。
デジタルの物は
簡単に複製コピーができてしまい
どっちがオリジナルだったのか?
と言うことを証明することは難しく
著作権者が受ける損害は、とんでもない金額に
なります。
この問題を解決することができるのが
NFTだと言われています。
NFTは、ブロックチェーン上で発行され
流通する、偽造不可な鑑定書、所有証明書付きのデジタルデータ
となるため、仮に違法コピーされたとしても
それがすぐに『偽物』だと証明することができるのです。
そして、NFTを活用していくと
こんなことも可能になってきます。
ブロックチェーンを使ったクラウドファンディング「FiNANCiE」を提供するフィナンシェは26日、箕輪厚介氏が編集長を務めるサウナ専門雑誌「サウナランド」について、同誌の電子書籍を NFT(非代替性トークン)として発行し、オークション販売することを明らかにした。
サウナランドは、サウナーによる、サウナーのために作られた、サウナ専門雑誌で、昨年10月に実施されたクラウドファンディングでは1千万円以上の資金を集めた。自費出版としてありながら一部店頭などにも予約が殺到し入手困難な状況となった。フィナンシェでは、その電子書籍版を NFT として1点のみ発行し、オークションを開催する。
オークションの実施期間は、4月26日午前10時から5月11日21時59分まで。NFC マーケットプレイスの「OpenSea」で販売される。NFT 購入後は、ウォレット経由で Metamask にログインしすると、準備が整い次第 EPUB3 形式の電子書籍を取得できるようになる。BRIDGEより
購入者は、それを2次利用できるようにもなる。
その取引に使われる決済手段で仮想通貨が
使われるようになれば、仮想通貨のサービスは
さらに爆発的に広がると考えれられますが
問題は、このイノベーションに対して
国家の法律が全く追いついていないことです。
中国政府やシンガポール政府が強い理由
新しい技術で、世界の覇権を取ろうと思った場合
いち早く
『法整備をし、市場を整え、健全化させること』です。
この点においては
やはり、中国政府やシンガポール政府のような
『物事を独裁的に決めることのできる政府』のが
強いです。
イノベーションが加速していく中で
どの国よりも早く
『法整備をし、市場を整え、健全化させること』は
重要なことであり
それが遅い国は、これから世界の中で
どんどん遅れていき、市場からも取り残されると
思っています。
まとめ
ワクチンやNFTだけではありません。
最近だと、車の自動運転なんかもそうです。
いち早く、法整備を行い
『自動運転』で車を走らせることができれば
当然、法整備が遅れている国よりも
法整備が早い国で『開発、実験をしたい』と
思うようになるのは、企業としては当たり前ではないでしょうか?
法整備が早い国は、今後
間違いなく、多くのグローバル企業が集まるようになります。
今後、10年、20年で
間違いなく、イノベーションは加速していきます。
そして、その時
生き残る国家の条件は、間違いなく
『新しいイノベーションに素早く法整備を整えることができる国家』です。
法整備に、2年も3年もかかっている国は
今後、世界からも遅れるようになってくると思っています。
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