Vol.1018:投資家の心理に恐怖を残したステーブルコインUST

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO


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時価総額4兆円のルナ、一夜で価値ゼロに

時価総額4兆円のルナ、一夜で価値ゼロになると
言う事件が発生をしました。

引用:ITmediaより



これに伴い、他の仮想通貨
ビットコインやイーサリアムなど
主要な通貨も大きく下落すると言う流れに。

ガチホ勢(長期で仮想通貨を保有し続ける人達)と
言われる人達の仮想通貨の信用は
このような事件が起きても揺るがないと思いますが

仮想通貨に投資をし始めた人達
仮想通貨に投資をしていない人達には

『ステーブルコインすら危ないのでは??』
大きな恐怖を残す事件になったことは
間違いないと思っています。

そして、このようなことが
今後、各国の中央銀行が発行する
デジタル通貨を加速させるのではないか?
と見ています。

過去の記事で、仮想通貨は全て
売却をすると記事を書かせて頂きました。

参照:Vol.0987:仮想通貨を全売却へ

その背景にあったのは
世界中で発行が検討されている
中央銀行のデジタル通貨とそれに
伴っての『仮想通貨禁止』と言う規制でした。

今回の事件は、今後
政府が発行するデジタル通貨を加速させるための
1つの材料としては、とても印象に残る
事件だったのではないか?と思っています。

まとめ

仮想通貨のガチホ勢からすると
『政府の発行する通貨など信用できない』
と言う気持ちは、とてもよく分かります。

私もそれについては同意見です。

しかし、その一方で
多数派の意見がどうなのか?と言うことも
頭に入れておかないといけません。

仮想通貨に触れていない多数派の人達にとって
今回のような事件は恐怖であり、政府が
発行するデジタル通貨のが安心できるわけで
そのような人達が多ければ多いほど
デジタル通貨の動きは加速していく物です。

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