Vol.1180:エジプト法人の銀行口座開設で押さえるべき重要ポイント!

〇この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

間違った情報が多いエジプトの銀行事情!

いつもお伝えさせて頂いておりますが
法人設立とは『銀行口座の開設が全て!』です。

どの国でも、法人登記は
必要書類を出すだけであり
審査があるわけでもないので
書類に不備がなければ100%登記ができます。

しかし、銀行口座は違います。
『厳しい審査』があり、書類を出すだけで
『銀行口座が簡単に開設できる』と言うことは
まずありません。

また、この資本主義の世界で
法人が銀行口座を持たなければ

・給料の支払いをする
・取引先に支払いをする
・売り上げの入金
・様々な雑費の支払い

などなど、経済活動が全くできないです。

だからこそ
法人設立とは『銀行口座の開設が全て!』
と言う考え方になりますし

銀行口座を開設する!と言うことから
逆算して、法人登記を進める必要があるのです。

それでは、エジプト法人でも例外ではないのですが
現在、私達は

『エジプト法人』『エジプト法人の銀行口座』
も持っています。

持っている上の経験としてお話をさせて
頂きますが

エジプトでは、エジプトの銀行に関する情報が
『かなり間違ったことが多い』と言う印象です。

特に現地のエジプト人が発信する情報が
『バカなの?』と思ってしまうようなことが
めちゃくちゃ多いです。

例えば
『エジプトの銀行にお金を預けるとお金が無くなる』
とか
『ATMからお金を送金したら、お金がなくなった』とか
を言うわけですが

いやいや!!どんな状況なわけ?

と、私は思ってしまうわけですが

銀行口座からお金が無くなるなんて
もはや『詐欺』と言う話になり犯罪ですし
金融庁が管理する銀行において
そんなことは絶対にありえないです!

『ATMからお金を送金したら、お金がなくなった』
と言う話もそうです。

もし、そんなことは本当にあるのであれば
それは『詐欺事件』です。

しかし、なぜそんなことが言う
エジプト人がいるのか?

それは
『IT時代に付いてこれてないエジプト人が多い』
からです。

今のエジプトは70年代の日本と全く同じです。
こう考えてみて下さい。

70年代の日本人に
今の時代の『ITツール』を提供したら

満足に使いこなせるでしょうか?
おそらく、現代人の日本人からしたら
『え!?バカなの?』と思ってしまうことが
多数出てくると思います。

今のエジプトは、まさにそんなことなのです。

エジプトは、まだまだ未熟な国であり
これからの国であり、70年代の日本と
同じなのです。

しかし、世界経済は『IT時代』であり
まだまだエジプト人のIT知識が未熟な中で
世界の最先端ITが入り込んでしまったため
『使いこさせないエジプト人』が多いのです。

銀行にお金を預けて、なくなったわけでもなく
ATMからお金を送金して、なくなったわけでもなく

ほとんどのケースが
『本人の知識不足による操作ミス』
原因なのです。

少なくとも、私達においては
そんなことは1度たりともありません。

 

求める物により開設する銀行口座は違う!

エジプトの銀行口座は
『何を求めるのか?』により
開設する銀行口座が異なってきます。

例えば
ECビジネスをしたいなら、その売り上げを
受けるためには『A銀行』の口座開設を
しておかないといけないですし

海外からクレジットカードの支払いを受けたいなら
PayPalアカウントが便利ですが
PayPalアカウントから銀行口座に出金するために
『B銀行』の口座開設が必須だったり

海外送金をスムーズに行うには『C銀行』
定期預金を高い金利で組みたいなら『国立銀行』
と、エジプトでビジネスをするなら
どこの銀行でもOKと言うわけではなく

用途に合わせて銀行口座を選ぶ必要があり
1つの銀行の口座だけでは足りなく
『やりたいこと』により、2つ3つと
銀行口座を開設しておく必要があります。

この辺りも、エジプトの最前線でビジネスをしてきた
弊社だからこサポートできる内容だと思いますので

『エジプト法人の設立』
お気軽にご相談を頂ければと思います。

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累計不動産取引数432

海外不動産投資、移住・進出サポート
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