意味のない債務上限を繰り返すアメリカ
アメリカの法律では
国債を無限に発行できないように
『債務上限』と言う法律があり
上限以上に国債を発行(借金)できない
ようになっています。
しかし、そんなのは実質
あってないような物で
アメリカ政府は戦後(第二世界大戦以降)
債務上限に達すると、法律を改正し
『債務上限を引き上げる』と言う行為を
何度も繰り返してきました。
そのグラフが下記です。
参照:日本経済新聞より
一時停止を含めた債務上限の見直しは
第2次世界大戦以降で100回を超えており
2001年には6兆ドルほどしかなかった債務は
今では30兆ドルを超える規模に!!
もはやは、債務上限と言う言葉など
あってないような物となっているのです。
アメリカ国債は本当に大丈夫なのか?
債務上限に達しても、結局の所は
債務上限が引き上げられるわけだし
『いくらでも借金をして、国債を発行しまくっても問題ない!』
と言う意見もあります。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
と、最近はかなり警戒をしています。
これは、以前からもお伝えしているように
すでに西側諸国以外の中東やアフリカ、南米などでは
『脱ドル』の動きを加速させていますし
参照:Vol.1220:金価格が過去最高に!今、世界で何が起きているのか?
中国政府のアメリカ国債保有額は
12年半ぶりの低水準となるなど
中国政府はアメリカ国債を売りまくっています。
参照:日本経済新聞より
世界中がドルを必要として
世界中でアメリカ国債が買われるから
『アメリカ国債が発行されまくっても問題がない』
のです。
しかし、世界中で『脱ドル』の動きが加速し
ドルを必要としなくなり
世界中でアメリカ国債が売却されまくった時
以前のアメリカ政府なら
『軍隊を派遣し脅す』と言うことをしていましたが
もはや、それを行うほどの体力(お金)がなくなって
しまっている。
それでも
『債務上限の引き上げを繰り返すやり方が
通用するのか?』と言えば
私はかなり????だと思っています。
『外貨=USD!!』と言う考えから
頭を作り変える(考え方を変える)時が
来たのではないでしょうか?
アメリカの危機を回避したいのであれば
自分の大切な資産は
西側諸国以外の国
『中東、アフリカ、南米』などに
振るべきです!!!
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