Vol.1270:ドバイの通貨は大暴落をする!!?

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

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懸念材料でもあるBRICS新通貨

ここ数日、何度も記事にさせて頂いているのが
『BRICS新通貨』です。

まだ、発行がされると決まったわけではありませんし
もし発行されるとしても、どんな形で発行されのか?

何一つ決定した内容はありませんが
それでも来月(2023年8月)に開催される
BRICS首脳会談に向け、その議論は
加速しているように感じています。

そして、今日現在までで
報道されている最新の情報では
『BRICS新通貨』

・金を裏付けにした金本位制の可能性がある
・ブロックチェーンを活用した電子通貨である


と言う内容です。

また他にも
イラン、アルゼンチン、サウジアラビア、エジプト
など、続々とBRICSに加盟申請を出している国が
増加してきており

水面下では、脱ドルに向けて
世界が動き出しているようにも感じます。

もし万が一、上記の内容で
『BRICS新通貨』が誕生した際には
世界の秩序は大きく変わり、アメリカドルの
崩壊から金融危機も来ると思っています。

ドバイの通貨はどうなる?

ドバイ在住の方々はよくご存知だと思いますが

ドバイの通貨『ディルハム』
米ドルペッグ制を採用しており
1ドル当たり3.6725AED』に固定されています。

※米ドルペッグ制とは?
自国の通貨と、米ドルなど特定の通貨との
為替レートを一定に保つ制度。 ペッグ制は
貿易規模が小さく輸出競争力のある産業を
もたない国等が多く採用をしている。
これらの国は、貿易を円滑に行う等の理由から
自国の通貨を貿易において結びつきの強い国の
通貨と連動させさせている。

もし、ドルが大暴落を起こせば
米ドルとペッグされているドバイの通貨
AEDも大暴落を起こします。
(連動をしているので)

ただ、その際には
ペッグ制を解除するなどの動きにも
なると思うのですが

その時、AEDはどのような動きをするのか?

AEDが高くなるのか?
それともある一定の水準まで下落してしまうのか?

前例がないだけでに
『どうなるのか?』と言う予測が
非常に難しいです。

そのため、何が起きてもいいように
十分に分散をしておく必要はあると考えています。

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