Vol.1396:ジョージアは2030年までにEU加盟へ

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

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EU加盟へ9つの課題

ジョージアのEU加盟へ向けて
EUジョージア評議会が
2024年2月20日に開催されました。

参照:Council of the EU and the European Councilより




評議会終了後
ジョージアの首相は会見で

『ジョージアは遅くとも
2030 年までにジョージアは EU 加盟国になるだろう。
そのために、ジョージアに課せれた12の課題のうち
残り9つについても(3つについてはすでに完了済み)
早急に改革を実行していく必要がある!』


と会見で述べ、ジョージアのEU加盟への
プロセスが順調であることをアピールしました。

EU加盟へのメリットとデメリット

現在、EUがジョージアへ課している
12の課題のうち、1つ
弊社にとって気になる課題があります。

それが、下記の課題です。

『マネーロンダリング対策とテロ資金供与対策の分野において
加盟基準を満たすために必要な準備を確保し、必要な措置を講じること』


現在、ジョージア銀行の口座開設の
サポートをしている弊社ですが

参照:ジョージアの銀行口座開設はこちら

この課題については
直接影響が出てくる事柄になります。

例えば
現在は、銀行と投資家様の間に弊社が
サポート会社として入ることが認められていますが

おそらく、それは今後
難しくなる可能性がありますし

他にも
郵送で口座開設を行うと言うことも
難しくなる可能性もあります。

あくまで、将来の可能性の話です。
現時点では、銀行からは何も言われていませんので
投資家様が心配することはありません。

しかし、その一方で
投資家様が受けるメリットも大きく
EU加盟が実現をすれば

ラリの価値上昇や不動産価格の上昇も
考えられます。

EU加盟による規制は仕方ない部分はありますが
その分のメリットも大きいと言うことを考えると
総合的に考えれば、投資家様にとって
大きなリターンになると考えています。

引き続き、ジョージアのEU加盟については
ウォッチをしていく、ブログで報告をさせて頂きます。

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