ブログの曜日毎のテーマ
現在、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いています。
月曜日:ジョージア
火曜日:ナイジェリア
水曜日:ドバイ
木曜日:エジプト
金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由
為替介入にアメリカが警告!
再び、為替が円安へ
動いています。
週末で為替市場が閉まり
その時点でのドル円のレートは
『1ドル159.78円』と
ほぼ、1ドル160円の状態です。
前回の為替介入のラインに入っているので
市場では『再び為替介入か??』と
警戒感が高まっていますが
そんな中、アメリカから警告が出ました。
アメリカ財務省は
日本を『為替操作の監視リスト』に加えるとし
日本の為替介入に対して警告を出しました。
引用:Bloombergより
あくまで、まだ『監視リスト』ではありますが
このまま為替介入を継続していけば
アメリカ財務省は日本を『為替操作国』と
指定をするため、非常に難しい立ち位置に
なってきていると言えます。
しかし、なぜ同盟国でもあるアメリカが
日本の為替介入を警告するのか?
と言うことですが、それは
『アメリカの国債』が関係をしています。
日本が為替介入に入るためにはアメリカ国債の売却が必要
日本がドル円市場で
円高に誘導をするための為替介入に入るためには
『手持ちのドルを売却して、円を買う』と言うことを
市場で行う必要があります。
その原資はどこなんだ?と言うことですが
それは『外貨準備高』になってきます。
そして、日本の外貨準備高は
そのほとんどが現金でも金でもなく
『アメリカ国債』になっているため
日本が為替介入に入るためには
まずは『手持ちのアメリカ国債を売却してドルを調達』
する必要があります。
しかし、大量のアメリカ国債を売却されては
アメリカは困ってしまうので
だからこそ、同盟国である日本に対して
『為替介入を警告している』わけです。
こうなると、日本の立場としては
かなり為替介入に入りにくい状況となりましたし
このまま無策を続ければ、円安はもう止まらなく
なります。
そのため、アメリカの警告を無視して
日本が為替介入に入る必要がありますが
今の日本にその決断ができるのか?
と言うことが焦点になります。
農林中金で2兆円の含み損!!
少し話がそれますが
日本の巨大金融機関でもある
『農林中央金庫』が海外債券の
利上げにより、巨額の含み損失を
抱えているとのこと!!
その金額はなんと
『2兆円以上!!』
引用:yahooニュースより
この海外債券とは
ほぼ『アメリカ国債』を指していますが
『農林中央金庫』はこれ以上
含み損を拡大させないために
なんと『10兆円規模で海外債券を売却する』
とのことです。
つまり『アメリカ国債を売却する』と
言うことになるわけですが
ドル円市場は、かなり警戒をしといた方が
いいと思います。
コメント