Vol.1530:タイの新税制について!全世界課税になるのか??

〇この記事を読むのに必要な時間は約3分です。

埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

ブログの曜日毎のテーマ

今まで、ブログは曜日毎のテーマで
記事を書かせて頂いていましたが

月曜日:ジョージア
火曜日:ナイジェリア
水曜日:ドバイ
木曜日:エジプト
金曜日:サロンメンバー様限定記事
土曜日:自由
日曜日:自由

廃止にさせて頂き
その時々の旬な話を書かせて頂きます。

ノマドワーカーが群がるタイ

タイは近年
『お金さえ支払えば簡単に移住できる』
と言うことで、様々な種類のビザが
発行され、外国人がタイへ移住をする
ケースが増えていました。

また、現行のタイの税制は
『タイ国内にお金を入れなければ課税されない』
と言うことで

タイに居住はしているものの
給料や年金の受け取りは、タイ国外の銀行で
受け取ることで

『実質、個人は税率が0%』

を維持することができ

大量のノマドワーカーや年金受給者が
タイへ流入をしていました。

まさに、ノマドワーカー達にとって
『ノマドワーカー天国』
となっていたわけですが

政府が、この方針を変えるかも??

と言うことで
ノマドワーカー達に激震が走っています。

全世界課税になる??

あくまでこれは
2024年10月1日時点での情報であり
何1つ決定した話ではない!

と言うことを大前提に読んで頂ければと
思いますが

タイ政府は、急増する外国人に対して
(主にノマドワーカーですが)
税制を現行の
『タイに入れなければ課税されない』
から
『全世界課税にする』ことを
検討しています。

これは、タイの居住ビザを持ち
年間で半年以上、タイに住んでいる人を
対象にするようですが

タイに入金してないからOKと
言う話ではなく

全世界どこでも収入があれば
それをタイ政府に申告しなければならず
そして、その収入に対して課税する!!

とのことです。

まさに全世界課税!
と言うわけですが

ただ、あくまでこの話は
『それを政府が検討している』と言う
話であり、決定した話ではありません。

しかし、もし決定をすれば
ノマドワーカー天国は終了となるわけですが

私は『タイ政府は導入する』と思っています。

かつての、シンガポールやドバイ、マレーシアなども
全て同じですが

最初は、世界中から人と資本を呼び込みたいために
『いろいろとゆるい』のですが

ある程度、人と資本が集まると
今度は政策を反転させ、外国人から
搾り取る政策へと切り替わります。

私が見ている限り
タイも、もう十分
『人と資本は呼び込みましたよね』
と思いますし、ここからは
次のフェーズとなり、外国人から
搾り取る政策へと舵を切るはずです。

なので、いつなるかは分からないですが
全世界課税は導入するはずです。

この全世界課税を回避したいと思えば
タイを出てしまうか?

もしくは、タックスヘイブンのような場所で
法人を作り、個人で所得を受け取らない方法であれば
課税はされないので、その方法が良いと思います。

参照:タックスヘイブンの法人設立はこちら





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