Vol.1536:セルビアがBRICS首脳会談へ参加オファーを拒否

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

セルビアと深い関係のロシア

弊社の社名『Beograd Consulting Group』にも
由来をしています、セルビアですが
(ベオグラードはセルビアの首都です)

あまり、情報の発信をしていませんが
セルビアの証券口座、銀行口座も
弊社では開設サポートさせて頂いております。

参照:セルビアの証券口座開設はこちら

今月、ロシアで開催される予定の
『BRICS首脳会談』ですが
ロシア側からセルビアへ
『参加のオファー』が出ました。

セルビアは非常にロシアと
友好的な関係を築いており
経済的な繋がりが強い関係にあります。

ロシアの意図は明確で
『セルビアもBRICSへ巻き込みたい』
と言う意図で『参加のオファー』
出しているのは確かです。

そして、セルビアも
『魅力的なオファーだ』
言うのは感じていると思いますが

立ち回りが難しいのが
EUとの関係です。

セルビアもジョージアと同じく
EUへの加盟申請を行なっており

EUへ加盟をするのか?
BRICSへ加盟をするのか?

と言う選択を求められるわけです。

EUはセルビアへ警告を出しました。
『ロシアとの強いつながりを維持することは
互換性がない』
と発言をし

結果的には、セルビアはBRICS首脳会談の
参加を見送ることになったのです。

引用:themoscowtimesより

今後、ジョージアでも同じような展開が考えられる

今月、2024年10月26日土曜日に
ジョージアでは議会選挙が予定されていますが

現行の与党(ロシア派の人達)が
勝利をするようであれば

ジョージアはロシアよりの政策が
加速するでしょうし

そうなれば、セルビア同様
ジョージアもEUから圧力がかかるはずです。

その時、ジョージア国民は

・ロシアより、つまりBRICS側に入るのか?
・EU加盟を再び前進させるのか?


の選択を求められることになりますが

私は、隣国のトルコ、アゼルバイジャンが
BRICSに加盟をするのであれば
足並みを揃え、ジョージアもBRICSに加盟した方が
メリットは大きいと思っています。

また、EUも良くないです。
EU加盟をしたい国はたくさんありますが
それを全く受け入れてこなかったのはEUであり
その穴をロシア(BRICS)に攻められたわけで
ロシアよりにして欲しくなかったのであれば
もっとEU加盟を受け入れておくべきだったのです。

引き続き、今後も
BRICSの最新情報を追っていきます!

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