Vol.1549:セルビアは3年以内に国民投票へ

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埜嵜 雅治

執筆者埜嵜 雅治

Beograd Consulting Group 
代表取締役CEO

揺れるセルビア

ジョージア同様、EU加盟を目指す
セルビアですが、なかなか承認されない中
(そもそもEU加盟のハードルが高すぎますが)

そこに近寄ってきたのが
BRICSを代表するロシアでした。

ロシアのプーチン大統領は
BRICSへ加盟をするメリットを
セルビア側へ伝え、EU加盟を目指していた
セルビアが『EUよりBRICSのがいいのでは??』
と、なってきているのです。

そのことについてセルビア副首相は

セルビアはBRICSかEUのどちらかに加盟するか選択するだろう。
それは遅くとも2、3年以内にどちらにするか決めなければならない。
そしてそれは、セルビア国民による国民投票で行われなければならないだろう


と、述べたのです。

もしかしたらEU加盟が急激に前進するかも?

EUか?BRICSか?

2,3年以内に国民投票をする可能性があるとなった時
EU側が、セルビアをどう見ているのか?次第では

『EU加盟が急速に前進するのではないか?』
と、私は見ています。

今のBRICSの拡大方針を見ていると
EUに比べ、圧倒的に加盟はしやすいです。

逆に、EUへの加盟はとんでもなく
ハードルが高く、このままいつまで経っても
加盟ができないのであれば
『BRICSのが良いのでは??』と思う
セルビアの感情は至極当たり前の話です。

その際に、EU側の感情が
『ロシア側、つまりBRICS側に入って欲しくない』
と言う感情が高まれば

国民投票になる前に『EU加盟の承認』
前進させるはずです。

そうなれば、セルビアのEU加盟は
『とんとん拍子で進む』でしょうが

当然、ロシアもそれを黙って見ていることはないので
裏側で様々な妨害工作をし
EU加盟を遅らせ

結果、グダグダの中での
『国民投票』と言う、国民に政策を委ねる
と言うことになると思っています。

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