エジプトの失業率が絶望的?
直近のエジプトの失業率が
『6.5%』
となり、このことに対して
【エジプトの失業率最悪】
【エジプト投資、オワコン】
【エジプト経済は最悪】
みたいなネットの投稿を見かけました。
現時点で、エジプトの失業率が6.5%なのは
事実ですし、そのことはファクトです。
日本の失業率は2.6%とも言われているので
確かに日本の失業率と比べてしまえば
エジプトの失業率が高いのも間違いありませんが
果たして、この数字通り
『エジプトは本当にオワコンなのでしょうか?』
今だけでは見えない正しいデーター
エジプトの今を見るには
エジプトの今だけを見ても
本当のファクトは見えてきません。
まずは、下記のグラフを見て下さい。
出典:tradingeconomics
このグラフは
1993年から2024年までの
約30年間の失業率のグラフになります。
シシ大統領が大統領に就任したのは2014年です。
この30年間で、もっとも失業率が高かったのは
シシ大統領が大統領に就任した直後の
『2014年の13.4%』です。
コロナと言う特殊な要因で
一時的に失業率が高くなったのは事実ですが
それは世界中、どこの国も同じことであり
エジプトだけが特別ではありません。
その特殊な要因を除けば
シシ大統領が大統領に就任してからの
10年間と言うのは
一貫して失業率は低下を続け
この30年間では、もっとも低い
失業率になっているのが、今なのです。
如何でしょうか?
今の失業率だけを見て、それを日本と比べ
『エジプトがオワコン』と言うネットの投稿。
過去30年間のデーターを見て
特に直近10年間では失業率が一貫して下がり続け
30年で過去最低の失業率になっている事実。
同じ『失業率6.5%』でも
全く異なる見え方にならないでしょうか?
シシ大統領の最大の成果
シシ大統領が大統領に就任してから
10年間、一貫して失業率が低下を続け
30年間で過去最低の数字になったことは
私はこれは『シシ大統領の成果』だと
言ってもいいと思っています。
多くの人は、政治のトップが変われば
それだけで、一瞬にして経済が何もかも
180度変わると思っている人達がいますが
そんな簡単な物ではありません。
シシ大統領はこの10年間で
不動産、インフラに投資をし
世界中から企業の誘致を行いました。
結果、世界中から工場が集まるような国になり
それが、雇用を生み、失業率を低下させ
仕事があるから、給料が安定して受け取れ
それが消費に回るからこそ、経済はさらに活発化します。
それがたった1つの政策で一瞬にして
達成できるわけないのです。
時間はかかるのは当然です。
だからこそ、良く分かるのです。
シシ大統領の政策は何1つ間違ってなかったと!!
エジプトの未来はけしてオワコンではなく
明るい未来が期待ができる物です!!
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