ブログの曜日毎のテーマ
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EU加盟が頓挫したら?
クライアント様からご質問を頂きました。
『EU加盟で揺れるジョージアですが
もしEU加盟の道が閉ざされたら
ジョージアの通貨ラリと、不動産価格は
どうなりますか??』
と。
先に結論をお伝えさせて頂くと
『今と何も変わらないです!』
と言うのが答えです。
まず、そもそもとして
現時点のジョージアはEUには加盟していないですし
EUに加盟をしなくても
ジョージアの財政は健全であり
十分に自立できている状態です。
『ジョージアが経済破綻しそうだから、EUさん助けてくれ!』
みたいな話ではないと言うことです。
また、EU加盟を見越して
ジョージアの通貨や不動産価格が
急上昇しているのであれば
EU加盟が頓挫したとなった時
『その期待で買っていた人達が投げ売り』をするので
ラリや不動産は暴落をしますが
今の所
『EU加盟を見越してジョージアの通貨や不動産価格が
買われている』と言うこともないので
(買っている人もいますが、急上昇するような
大きな買いではないです)
そのような投げ売りも心配ないです。
なので、この段階では
EU加盟が頓挫したとしても
『今と何も変わらない』と言うことになるわけです。
なぜEU加盟を見越して買いが入らないのか?
では、そもそもとして
ジョージアには、なぜ
『EU加盟を見越して買いが入ってないのか?』
と言う話になるのですが
それは単純に
『まだ、その段階ではないから』と
言うことです。
以前にも、EU加盟のプロセスを
解説させて頂きましたが
参照:EU加盟の交渉が始まったジョージア
EU加盟は、全EUの中で
1ヶ国でも反対があれば
加盟ができないわけです。
複雑な外交の世界で
これは、とんでもなくハードルが高く
かなり無理ゲーに近い話です。
だからこそ、市場は
まだ『ジョージアがEUに加盟できる!』とは
誰も思ってはいないわけで
なので、EU加盟の期待で
ラリや不動産が上がることも、まだないわけです。
では、それがどの段階から上がるのか?
と言えば
EU側とジョージア側で、ほぼ合意ができ
『後は、EU加盟について署名をするだけ』
みたいな状況になれば、ラリや不動産にも
『EU加盟の期待』から
大きな買いが入り出します。
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