ブログの曜日毎のテーマ
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史上最安値のナイジェリアナイラ
ナイジェリアは今
かなり最悪な状態にあると言っていいです。
ナイジェリアナイラは、為替レートの
設定方法の見直しを受けて
対ドルで過去最高値まで急落し
実質的には過去7カ月で2度目の通貨切り下げとなりました。
西アフリカの国の為替レートを
計算するFMDQが発表したデータによると
月曜日に31%下落し、1ドル=1,413ナイラとなりました。
参照:Bloombergより
とんでもない通貨安となってしまった
ナイジェリア。
ナイジェリアの通貨安と
エジプトの通貨安では、本質的な物が
大きく異なります。
それは何か?
ナイジェリアはエジプトと異なり
ほとんどの生活物資を輸入に頼っています。
ナイジェリアを支える産業と言えば
・農業
・石油関連
が中心で、この国は
自国で生産をする力が、とても弱い国なのです。
そのため、この史上最悪の通貨安は
ナイジェリア国民にとって
ものすごい苦しい状況になります。
実はあまり焦ってはいない状況
このようなことがあると
『ナイジェリアは大丈夫なのか?』
『国家破綻をするんじゃないのか?』
と、焦る人がいますが
現状、あまり心配してないのが本音です。
先週、ブログでも書かせて頂きましたが
国家の破綻と民間部門は基本的には
切り離されています。
参照:国家の破綻と現物資産は切り離して良い!
私達がナイジェリアで投資をしているのは
『ナイジェリア株式』であり
ナイジェリアが国家破綻したからと言って
投資をしている株式の価値がゼロになるわけではありません。
国家破綻をすると
もちろん、経済はその瞬間は悪くなりますが
数年経つと、ものすごく景気は良くなります。
(かつてのギリシャがそうだったように)
借金がなくなり、身軽になると言うことですね。
もともと、ナイジェリア投資は
『スーパーハイリスクハイリターンの投資であり
長期投資を前提』にしているため
ここで国家破綻をするのであれば
いっそのこと、もう今すぐにでも
国家破綻をしてしまえば
いいんじゃないかなぁと思っています。
まぁでも、意外と国家破綻はしないものです。
中国や日本を見て下さい。
この2カ国はずっと言われ続けていませんか?
『借金がやばい!借金がやばい!』と。
そんなことを
もう何十年も言われていますが
それでも破綻をしないのが国家と言う物です。
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